はじめに
在宅勤務が普及してきたことにより、地方に住み新幹線で通勤することも、1つの選択肢になりつつあると思います。
とはいえ、まだまだ少数派なので、実際に新幹線通勤をしている方の話を聞ける機会は、少ないと思います。
また、近くに新幹線通勤者がいても、なかなか聞くタイミングがないですよね。
私の部署には奇跡的にいたのですが、関わりがほぼない上、在宅勤務で会う機会がなかったため、移住前に聞くことができませんでした。
富士市に移住して、新幹線通勤を検討しているけど、リアルな情報が少なくて困っているという方は、是非私の実体験を参考にしてみてください。
私の出社状況
通勤ルート
富士駅
↓↑ (在来線)
三島駅
↓↑ (新幹線)
東京駅
↓↑ (在来線)
会社最寄駅
新富士駅まで遠いのと、費用を抑えるため富士駅を利用しています。
(新幹線の特急代は自己負担なので…)
残業で遅くなった時と飲み会がある時のみ、新富士駅を利用しています。
富士駅からも問題なく出社できますが、最寄駅が新富士駅な場合や、会社が通勤費を全額負担してくれる場合は、絶対に新富士駅を利用した方が良いです。
圧倒的に楽です。
出社日数
月に約2回ほど出社しています。
上司に相談して出社頻度を少なくしてもらいました。
出社日のスケジュール
- 5:45ごろ起床・朝食・出勤準備
早起きにあまり慣れていないのできつい…
朝は食欲が湧かないので、食べないことが多いです。
前日に荷物の準備は済んでいるので、ササっと化粧をするだけ。 - 6:45ごろ自宅から富士駅へ向かう。
歩くと少し時間がかかるので、夫に車で駅まで送ってくれます。
- 7:00ごろ富士駅到着。三島駅へ向かう。
学生の登校と被っているため、基本的に席は埋まっています。
運が良いのか座れることが多いですが、7:30ごろ発の電車に乗った際は、かなり混んでいて三島までずっと立っていました。
ただ、東京の地獄満員電車に比べたら天国です。快適すぎる。 - 7:30ごろ三島駅で新幹線に乗り換え。東京駅に向かう。
自由席を利用していますが、空席が多いので100%座れています。
スマートEXで事前に乗車券を購入していると、Suicaで入場できるので、お勧めです。 - 8:30ごろ東京駅に到着。会社最寄駅へ向かう。
JRの場合は直通の乗り換え改札がすぐそばにあるので、非常に楽です。
- 9:00ごろ会社到着。勤務開始。
パソコンカタカタ…
- 18:00ごろ勤務終了。東京駅に向かう。
友人や会社の人とご飯を食べに行ったり、買い物していくこともありますが、基本的にさっさと富士に帰っています。
- 19:00ごろ東京駅到着。三島駅に向かう。
旅行客や新幹線通勤者、出張者でかなり混雑しています。
始発駅のため、辛うじて座れますが、品川駅や横浜駅あたりで満席になります。
21時ごろに乗車した時は、ほぼ空席でした。 - 20:00ごろ三島駅到着。富士駅へ向かう。
閑散としているため、座れます。
- 20:30ごろ富士駅到着。自宅に向かう。
夫が車で迎えにきてくれます。
- 21:00ごろ自宅到着。
ヘトヘト…
富士市から東京駅まで新幹線通勤をするメリット・デメリット
メリット
- ほぼ確実に座れる(自由席)
8、9割空席のため、確実に座れています。
東京駅まで隣に誰も座らないことの方が圧倒的に多いです。 - 快適
言わずもがなですが、都会の地獄満員電車と比較するとオアシスです。
リクライニングもあり、前の席との間隔も広いので、非常に快適です。
新幹線通勤に慣れると、もうあの鮨詰め電車には戻れないでしょう。。。 - 通勤時間を有効活用できる
自分のスペースが確保されているため、ストレスなく読書やPC作業ができます。
仕事・家事・育児等で忙しくても、自己研鑽できる時間を捻出できます。
電車でもできると思われるかもしれないですが、私は音楽を聴きながら吊り革を握る余裕しかなかったです。(もしくはバランスをとることに精一杯!笑)
満員電車でスマホや本を見ている人を、器用だなと思いながら眺めていました。 - 東京が終点なため、仮眠が取れる
朝早く起きる必要があるので、眠い時もあると思います。
でも大丈夫、東京駅が終点なので乗り過ごすことがありません。
熟睡してしまっても問題なし!
ただ、帰りは要注意ですね。
デメリット
- 金額が高い
新幹線通勤の最大のデメリットです。
まだ月に数回の出社なので、出費に耐えられますが、毎日だったら絶対無理です。
1回の出社ごとに3000円強が消えていくのは地味に痛いです。
(新富士駅からの場合はもっとかかります。)
また、大きな声では言えないですが、仕事のモチベがダダ下がりします。
会社が交通費を全額負担してくれない上に、出社回数が多い方は新幹線通勤に向いていないと思います。 - 早起きする必要がある
新幹線通勤に限った話ではないですが、やはり距離があるため、早起きが必須です。
私の会社はフレックスなので多少の余裕はありますが、それでも遅くとも6:00には起きる必要があります。
毎日起きる時間が遅い人にとっては、結構きついです。。。
私は早起ききつい問題を解決できるよう、習慣を見直しています。
在宅の日は7:30まで寝ていましたが、頑張って6:00に起きて読書やブログの執筆を行なっています。 - 帰宅時間が遅く、疲れる
早起きと長時間移動の弊害で、夜は疲労困憊です。
私の体力の無さが原因だと思いますが、疲れ切っていて、お風呂に入る気力も湧きません。
とはいえ、満員電車の長距離移動と比べたら、100万倍マシです。 - 元々通勤時間が短かった場合は、長く感じる
東京にいた時は、会社から電車で25分くらいの場所に住んでいたので、通勤時間が非常に長く感じます。
逆にメリットと捉えて、有効活用していますが、短いに越したことはないです。
ただ、満員電車通勤の25分も新幹線通勤の1時間半も大して疲労感は変わらないように思います。
- 新幹線通勤は非常に快適
- 通勤時間を自己研鑽に充てられる
- 関東圏から1時間以上かけて東京に通勤するより、富士から新幹線で通勤した方が、身体的にも精神的にも楽
- 毎日出社の必要があり、会社が通勤費を全額負担してくれない場合はお勧めしない
最後に
総合的に見て、富士から東京への新幹線通勤はおすすめです。
特に現在埼玉や千葉など、都心まで1時間以上かかる場所に住んで通っている方は、検討の余地があると思います。
また、現在検討している方にとって新幹線通勤以外の要素も気になると思うので、別の機会に紹介したいと思います。
富士市に移住した際の補助金についてもまとめていますので、こちらも是非ご覧ください。
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