富士市で自動車なし生活は可能?実際に自転車で行動してみた。

移住
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はじめに

都会から富士市に移住した際に、自動車が必要かどうか気になるかと思います。

結論から言うと、自動車がある方が圧倒的に楽です。
また、子どもがいる方や高齢の方は、自動車がないと相当きついかと思います。
バス、電車、タクシーなど公共交通機関を駆使するのも手ですが、未発達なので不便です。
上記のような方々は、一台でも良いので自動車を所有しておくべきです。

このように、根本的には自動車を持つことを推奨していますが、中には免許を持っていない方や、絶対に車を持ちたくない&運転したくない方もいるかと思います。

こちらの記事はそんな「絶対自動車持ちたくないマン」の皆様に向けて書きました。
主に単身者やDINKSの方が対象になるかと思います。

住む場所によっては、私の感想通りにいかないかも知れないですが、参考にしてみてください。

自転車で行動してみた

私のスペック

20代女性です。
ゆる〜い宅トレを週4くらいで行い、暑くない日は3kmくらい散歩することもあります。
定期的に運動はしていますが、体力は同年代の女性と比べて少ないと思います。
階段を登ると息があがりますし、走りすぎると吐きそうになります笑
虚弱人間ですが、歩くことは得意なので、片道6kmくらいは余裕で徒歩圏です。

健康状態は至って良好ですが、在宅ワークのせいで腰痛持ちになってしまいました。
コンディションが悪いと、自転車走行中に腰にピキーンときますが、走行に支障はないです!

余談ですが、免許はペーパーゴールドです笑

自転車のスペック

GIANTのクロスバイクに乗っていました。
弟が高校時代に使っていたものなので、およそ10年前に購入したものです。
7万くらいの比較的安価なモデルではないかと思います。
実家で雨晒しにされていたため、乗るたびにギシギシと音を立てていました。。。笑
とはいえ、ギアも問題なく使えたため、移動はスイスイでした。

引越しに伴い自転車を実家に返還したため、写真の代わりにクロスバイクのイラストを添えておきます!
クロスバイク、ロードバイク、マウンテンバイク、どれがどれだかわからなくなりますよね笑

我が家の立地条件

1km圏内にスーパーや薬局、100円ショップがあるため、自転車生活にとっては好条件でした。
また、コンビニや郵便局も近場にありました。
あまり利用していませんが、駅までは徒歩20分前後です。
また、富士の中でも海寄りだったため、道は平坦で非常に走りやすい環境でした。

参考として、富士駅周辺の地図を載せておきます。
実際に行ってみないとわからないですが、富士駅周辺もまだ平坦です。
富士宮寄りになるほど、坂道になっていきます。
体感ですが、西富士道路近辺や岩本山周辺から坂になっているように思います。

実際に走ってみた

自宅周辺だけで完結させて「生活できます!」と声を大にして言えませんので、片道6kmくらいの範囲を移動するようにしました。
買い物や役所の手続きなど日常的な移動に自転車を利用しています。
仕事はしていないので、毎朝晩の通勤にどれだけの労力が必要かは試せていません。

いずれも平坦な道を走っていますが、夏の一番暑い時期に6km移動するのは非常に疲れます。
私の体力の無さと、暑さ耐性の無さが原因かも知れないですが。。。
週5で片道6km通勤しないといけない場合、体力がない方にとっては少し大変かもしれないです。
天候次第では、朝の通勤でHPをほとんど持っていかれることが予想されます。
ただ、天気も気温も満点だった時は、非常に気持ちが良いと思います。

また、富士市の道に関しては、基本的に自転車用に整備されていないところが多いです。
しかし、市役所周辺は歩道が非常に広く、自転車レーンと歩行者レーンで分かれています。

非常に見にくいですが、画像の中央のオレンジと青の看板が見えるでしょうか?
このような形で、自転車専用と歩行者専用分かれています。

他にも本町通りも一部整備されています。

自転車専用と書かれた青色の道があります。

私が走った道では、この2か所だけ整備されていました。
自転車専用の道がある通りは、非常に走行しやすかったです。

富士市は平坦な道が多いので、「環境に配慮した自転車推奨都市」を謳って、整備したらどうかな〜なんて思ったりしました。
ドイツをモデルにした自転車中心の町づくりみたいな。。。

自転車利用者の数

自転車に乗っている人を見かけない状況で、自転車に乗るのは恥ずかしいという方も中にはいると思います。
富士市の自転車利用者は、多く少なくもないと言うのが正直な感想です。

東京に住んでいたときは、自転車利用人口が非常に多かったので、比較すると少ないと感じました。
しかし、私の地元や富士宮と比べると圧倒的に多いです。

東京はママチャリで子どもを送迎する層が多いので、よく見かけたのかも知れないです。
富士市では基本的に自動車を持っているからか、ママチャリで送迎している人はあまり見かけませんでした。

富士市で自転車に乗っているのをよく見かけるのは、学生が一番多く、次におじさん、その次に自転車が趣味の若い男性という感じでした。
自転車が趣味の人は、クロスバイクやロードバイクに乗っている人を指しているので、通勤の方もいたかも知れないです。

若い女性で自転車に乗っている方は、あまり見かけませんでしたが、個人的には自転車を利用していて、恥ずかしいと思ったことはなかったです。

自転車のみ生活のメリット・デメリット

デメリット

  • 移動で体力が奪われる。
  • 病院に行きたい際、状況によって使えない。
  • アクセスが悪い場所にある施設には行けないか、行くのに手間がかかる。
    (行動範囲が限られる。)
  • 箱みかんや米のように、大きくて重いものはスーパーで買えない。
  • 坂道が多い地区に住んでいる場合は、かなりきつい。
  • パンクしたら面倒。
  • 雨が降った場合、少し危ない。
  • 気温によっては、長時間の移動がきつい。
  • 生身で走っているので、自動車と比較して事故った場合死ぬリスクが大きい。

メリット

  • 維持費がほとんどかからない。税金0!ガソリン代0!法定点検なし!
  • 徒歩に比べると行動範囲が広がる上に、速く移動できる。
  • 環境にやさしい。
  • 健康維持に寄与している。
  • 風にあたることで気分がスッキリする。
  • 場所によっては駐輪代が無料。もしくは1日100円など安い。

金銭的負担が少ないというメリットが非常に大きいので、人によってはデメリットの全てに目を瞑ることができるかもしれないですね。
節約の観点から見ると、自転車は神そのものです。

自転車のみで生活するのは可能か?

結論から申し上げると、街中であれば富士市で自転車のみ生活をすることは可能です。
居住地から駅までの距離、勤務先までの距離などで向いているかはどうかは変わってきますが、無理な話ではありません。

夏は暑いですが、道が平坦かつ冬に雪が降らない、コンビニ・スーパー・薬局がそこかしこにあると考えると、東京に匹敵するくらい自転車に向いている都市だと考えます。

「絶対自動車持ちたくないマン」の方々も、状況に応じてタクシーやレンタカーを利用することで、問題なく暮らしていけるかと思います。

ただ、冒頭でお伝えしている通り、自転車のみで生活することを積極的に推奨はしておりません。
自転車に向いている都市だとは思いますが、公共交通機関が東京ほど発展していないので、車がないと不便に感じることが多いです。

自転車だけで日々の生活を送ること自体は余裕ですが、休日の過ごし方や家族構成次第では自動車がない状態がストレスになると思います。
頻繁に出かける方や、子どもが多い方にとって、自動車がないのはきついです。

逆に月に2、3回しか乗らないのに自動車を持つのもコスパが悪いですよね。

こればっかりは、個人によりけりです。

自動車を所有していないストレスと、自動車を所有するコストを天秤にかけた時、どちらを受け入れられるかが分かれ目になるかと思います。

最後に

富士市で自転車生活を送れることをアピールしようと思いましたが、どことなく否定感漂う内容になってしまいました。

「節約して早期リタイアしたい」
「〇〇万円貯めるために、必要経費を最小限にしたい」
「単身の上、頻繁に転勤があるから自動車を所有したくない」
というような事情がある方には、非常にお勧めできますが、普通の暮らしを求めるのであれば、やはり自動車は必要かと思います。

田舎は自動車社会なので、夫婦それぞれ1台ずつ所有しているというのがスタンダードな状況です。

我が家はというと、上記のようなスタンダード世帯ではなく、1台でやりくりしています。
自動車は絶対必要という考えですが、2台目の必要性は全く感じていません。
代わりに、必要に応じて電動自転車か原付を購入しようと考えています。

自動車を購入する以外にも、レンタカーや他の乗り物の購入など、さまざまな選択肢があります。
ご自身の状況に合わせて、適切な移動手段を選択するのが良いかと思います。

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