富士市移住のリアル!メリットとデメリットは?

移住
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はじめに

富士市への移住を検討するにあたり、治安や暮らしやすさなど、気になる点が多いかと思います。

こちらでは、東京から富士市に移住して約半年経った現在の感想と、メリット・デメリットを紹介したいと思います。

また、冒頭で私が富士市に移住した理由も記載しておきます。

一個人の感想になりますが、参考としてご覧いただけると嬉しいです。

私が富士市に移住した理由

静岡と東京で遠距離恋愛をしていた彼と、結婚することになったため、富士市に移住しました。

別居婚という選択肢もありましたが、下記のような理由で同居&移住することに決めました。

  1. お互い別居婚に若干の抵抗感があったから。
    別居のまま結婚する意味がないし、一緒にいたいということで、別居婚という選択肢はすぐに消えました。
  2. リモートワークが可能な会社に勤めていたから。
    現在は退職済みですが、私が勤めていた会社はリモートワークが可能でした。
    移住しても継続して働くことができるため、同居することにしました。
    余談ですが、退職した理由は人間関係なので、移住×リモワは全然可能です。
  3. 新幹線を利用できるから。
    東京まで新幹線通勤ができるため、同居しました。
  4. 東京暮らしに疲れを感じつつあったから。
    田舎でゆっくり過ごしたい気持ちが強かったので、富士市に移住したい気持ちが強かったです。

5ヶ月間過ごしてみて

先に結論から申し上げてしまいますと、移住して本当に良かったと思っています。

田舎なので、ご近所関係がめんどくさかったらどうしようと思っていましたが、全く問題ありませんでした。
賃貸なので町内会費の徴収もなく、周辺住民の方と接点がないので、関係はかなり希薄です。
東京に住んでた時と同様、同じマンションの方とすれ違った時に挨拶するくらいでOKです。
(これは住んでる地区によって異なるかもしれないです。)

また、期待していた通りの環境で、日々穏やかに過ごせています。

温泉旅行が好きで、毎年熱海や伊豆に行っていた身としては、何もない土日にふらっと温泉旅行に行けるのも最高です。

100%住んで良かったと思っていますが、プラス面ばかり着目するのも良くないので、主なメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。

メリット

自然に恵まれた豊かな環境

なんと言っても富士山。
プロフォトグラファーが撮った写真のような富士山を毎日拝めます。
(日常の光景になるので、日に日に感動は薄れていきますが!)

森林浴やキャンプをしたいと思った時に、すぐアクセスできます。
また、少し足を伸ばせば、まかいの牧場があり、動物と触れ合うこともできます。
富士市に住んでいる主人の友人は、よくデイキャンプを楽しんでいます。
私も道具を揃えてチャレンジしたいと思っています。

山だけでなく、海も近くにあるため、まったり眺めつつ漣に癒されたり、釣りをすることもできます。
私のお勧めスポットは、ふじのくに田子の浦みなと公園です。
高台に登ることで、海だけでなく、富士市全体の景色も楽しむことができます。
また、レジャーシートや折りたたみの椅子を持って行って、海辺で読書なんてこともできちゃいます。

【県営】ふじのくに田子の浦みなと公園 | 富士じかん
静岡県富士市公式ウェブサイト | 富士市前田にある、ふじのくに田子の浦みなと公園をご紹介するページです。

海水浴場はないですが、車を少し走らせることで、沼津や熱海、伊豆あたりで楽しむことができます。
海だけでなく、温泉も楽しめて一石二鳥です。
川奈や下田の方まで行けば、ダイビングやシュノーケリングもできます。

温暖な気候

冬に雪が降らないという最高の環境です。
雪に苦しめられた私にとっては、これほどありがたいことはありません。

こたつで冬を乗り切れます。
エアコンを一度も使いませんでした。
暖冬だったからか、必要を感じる機会が一度もありませんでした。
節約面でも、健康面でもかなりメリットでした。
(部屋が肌寒いくらいの方が、代謝に良いらしい。。。)

また、日中暖かいお日様に照らされながら、まったり散歩できるのも最高です。
澄んだ空気や春の訪れを感じる花の香りを楽しめる至福のひと時です。

ただ、夏場はクーラー必須なんだろうなと今から覚悟しています。

東京・大阪へのアクセスの良さ

丁度東京と大阪の中間くらいにあるので、どちらにもアクセスしやすいです。

旅行好きな方にとって、どちらにも行きやすいのは非常に嬉しいですよね。

また、新富士駅から東京駅まで新幹線で約1時間のため、通勤することも可能です。
現に私は富士市から東京まで通っていました。

下手に東京周辺の県に住んで、在来線で1時間以上かけて通勤するより楽です。
新幹線通勤については下記にまとめているので、関心がある方は是非ご覧になってください。

家賃が安い

住む地区や設備で違いがありますが、ざっくり言うと東京23区の1Kの家賃で、一軒家に住むことも可能です。
家賃の相場は下記からご確認ください。

私は現在築25年の鉄筋コンのマンションに住んでいますが、駐車場付きで約6万です。
2LDKで全体的に部屋も広く、ある程度リフォームされていて綺麗なので、とても気に入っています。
閑静な住宅街で、スーパーも駅もそこそこの距離にあるため、生活しやすいです。

家賃に対する満足度が非常に高いです。
東京の狭い部屋に高いお金を払うより、今の方が100万倍良い。。。

少し話が逸れますが、一軒家を買うにしても東京よりはるかに安いです。
ただ、災害リスク等を考えると、資産価値が下がることはあっても、上がることは期待できないかなと思っております。
暮らすことに関しては非常にお勧めしますが、一軒家を購入する際はよく検討することをお勧めします。

デメリット

製紙工場の周辺が臭い

どこに製紙工場があるのか把握していないのですが、体感で下記周辺が臭いと感じます。
下記以外の地区でも、たまーに夕方ごろ微かに臭ってくる時があります。

臭いに敏感な私でも「なんか今日少し臭うかも」と思うくらいなので、そこまで支障はないです。

東芝の富士工場の橋の周辺

富士見台通りはコンスタントに臭いです。

内見せずに物件を決める場合は要注意。
住めば慣れるかもしれないですが、住まないに越したことはないです。

吉原駅周辺

電車に乗っていて、吉原駅周辺に差し掛かった瞬間、強烈な匂いに包まれます。
日本製紙の工場から発されているのだと思います。

こちらもコンスタントに臭いので要注意。

富士駅周辺は臭くないのに、富士駅と吉原駅の中間あたりから徐々に匂ってきます。

車がないと生活する上で不便

住んでいる地域によりますが、車がなくても正直生活はできます。
ただ、生活範囲がかなり限られ、遠出するのが大変です。

駅周辺は何もなく、公共交通機関も都会のように整っていません。
イオンモールに行きたいけど、駅まで歩いてそこからバスに乗らないといけない。
病院に行きたいけど、最寄りに駅もバス停もないからタクシーを利用しないといけない。
このような煩わしさの積み重ねで、車が必要だと認識することになると思います。

在宅ワークが可能で、頻繁に車を利用しない場合、必要に応じてレンタカーやカーシェアを利用するという手もあります。
購入することに抵抗感がある場合は、近くに車を借りられる場所があるか調べてから、物件を借りると良いかと思います。

車を買うか借りるかは、判断が難しいと思いますが、家族がいる方や、ずっと住み続ける予定がある方は、購入することを個人的にはオススメします。

富士駅と新富士駅の間に距離がある

駅を利用することがない人にとってはあまり気にしなくて良い点ですが、通勤や旅行で利用する方にとっては非常に不便です。

新富士駅と富士駅の間には1.7km距離があり、徒歩でおよそ25分かかります。

新幹線で旅行して、在来線で自宅周辺に移動したい場合、徒歩・バス・タクシーで移動する必要があるのですが、バスは本数が少ないうえ、時間によっては出ていません。
また、時間によってタクシーもいないので、迎車の依頼をする必要があります。

私は過去に全ての手段を利用して移動したことがあるのですが、駅が合体していたらどんなに良かったことかと嘆きました。。。笑
控えめに言ってめんどくさすぎます。

災害のリスクがある

富士山の噴火と津波のリスクがあります。

津波に関しては、他国で起きた地震によって発生した津波でも注意警報が鳴るので、比較的身近に感じます。
引っ越してから1回だけ体験しましたが、家にある4台のスマホが一斉に爆音で鳴り始めたので、恐怖でした。
結局津波は来なかったのですが、実際に来たら怖いと言う話になり、徒歩で行ける避難場所を確認しておきました。

富士山の噴火に関しては、自分が生きている間には来ないだろと楽観視しています。。。
火山灰はどうしようもないと思うので諦めますが、溶岩流から逃げる対策はしておいた方が良いですね。

噴火した場合のシミュレーションについては、富士市のHPに詳細が載っているので、是非ご覧になってください。

富士市富士山火山防災マップ | 静岡県富士市
静岡県富士市公式ウェブサイト | 富士山を含む日本の活火山には噴火警戒レベルが導入されているものがあり、観測装置などを用いて常時監視されています。ここでは、富士山火山防災体制と噴火したときに発生する現象について説明します。

暮らしに大きな影響が出るような災害は起きないだろと内心思っていますが、実際に起きた時のことを考えて、我が家は一軒家を建てる予定はありません。

最後に

富士市に移住するメリット、デメリットをご説明してきましたが、私としてはデメリットを余裕でカバーできるくらい富士市に引っ越して良かったと思っています。

都会の騒々しい雰囲気に疲れを感じている方は、是非富士市への移住を検討してみてください。

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